プロがビビったのは小学生でした。

小学生探究グランプリは子どもたちの探究的なアウトプット(表現・創作・企画など)を競い合う、日本初の小学生向け探究学習コンテストです。

各回の募集テーマは建築家・コピーライター・エンジニアなど、様々な「仕事・職業」に紐づいています。プロが取り組むようなお題に挑戦することで、働く醍醐味を体感しながら仕事の本質にふれ、世界を広げることができます。

応募作品を審査するのはその道のプロフェッショナルたち多様な価値観・視点をもつプロからのフィードバックは、子どもたちの隠れた才能を引き出し、さらなる探究へと後押しします。

子どもの興味関心や学びを、五教科や教室に閉じ込めずにもっと広い世界に解き放ちたい。
子どもと大人の垣根を越えて、創る楽しさ、表現するワクワクを一緒に体感したい。

子どもの「好き」「やってみたい!」を、社会のど真ん中で大人と一緒に形にする、それが小学生探究グランプリです。

過去のグランプリ

主催者からのメッセージ

ここだけの挑戦が、ある。
ここだけの出会いが、ある。

好きなことに対して思い切りエネルギーを注いでいるんだけれども、学校や塾な、身近な学び場ではなかなか評価されない。子ども時代にはよくある悩みです。

でも、それを社会の第一線で活躍するプロにぶつけてみたら・・・もしかしたら「すごい!」「面白い!」思ってもらえるかもしれない。「こうするといいよ!」とアドバイスをもらえるかもしれない。将来につながる忘れられない出会いになるかもしれない。

10年近く子どもの学びに伴走してきて、彼ら・彼女らの可能性を引き出すことができるのはいわゆる"先生"や"教室"だけではないと強く感じるようになりました。今まさに社会を創っている大人たち、ちょっと歳上の先輩大学生たち、一緒に切磋琢磨しあえる同年代の仲間たち・・・たくさんの出会いが子どもたちに気づきと刺激をもたらしてくれます。

そして、街や地域を舞台に「社会に直結する生きた学び」「自らアクションをおこすワクワク」を手にすることができた子どもたちは、水を得た魚のように伸びていきます。子どもだって社会の一員なのだから、ずっと受け身でいるのは面白くないですよね。自分が行動したら手応えがある、なにかが返ってくる、その繰り返しが学び続けるエネルギーの源泉になると思うのです。

小学生探究グランプリは、仕事を軸にした幅広いテーマ設定と各界のプロフェッショナルを紹介することで、世界が広がる学びを子どもたちに贈ります。

(㈱a.school代表取締役/クリエイティブディレクター 岩田拓真)

主催 :探究学習100 運営事務局

本講座を企画運営する「探究学習100」運営事務局は、2021年に立ち上がった、探究学習を推進するプラットフォームです。独自開発した小学生向け探究学習プログラム「なりきりラボ®」「おしごと算数®」(2019年度グッドデザイン賞受賞)の普及に加え、全国に広がる探究パートナー・ネットワークで培った知見をもとに、探究学習の認知向上や講師人材の育成に取り組んでいます。